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引き続きバトン。
今度はバレンからの打ち返し分。
続読からどうぞ。
確か旅に出る前にも答えたと思ったが
その時とはまた若干変わったので再度回答。
帰るべき人も戻ってきた。
約束も一つ、果たす事が出来た。
多くの変化を見届ける事が出来た。
全てでは無いものの気になっていた諸々も少しずつ良い方向に向かっている様に思える。
……だから。
……今度は、自分の番。
どんなに時が掛かろうとも、片を付けないとならない事がある。
少々遡るが、ある人との話の中で
「運命」という言葉について語った事がある。
恐らく普通の女性は憧れるの物なのかなと思えた。
勿論、それを否定するつもりは毛頭無い。
ただ、私としては、今まで自分なりに考えて選び取った路。
笑い、泣き、悩み、後悔し、反省し。
人に助けて貰い、また時には手を伸ばし。
悲しみのどん底や幸福な時間に身を置き。
そうして今の自分と、居場所を見付けられたのでは、と思えた。
二十年間の積み重ね。
恐らくどれか一つ欠けても今の自分は無かったと思う。
それをたった2文字で片付けられるのは何処か複雑というか腑に落ちなかったというか。
そう答えると「解る気がする」と答えてくれ
便利そうで厄介な言葉かも知れないとも教えてくれた。
どちらかと言えば癒し手として
文字通り「命を運ぶ」という意味合いでは使うかもしれないが
前者としては使うことがなさそうだな、と。
……そんなやりとりをふと思い出した。